会社を辞めて、フリーランスに転身したいというエンジニアは少なくありません。エンジニアが会社を辞めたい理由で多いのは、残業続きで体がもたないことでしょう。納期が厳しい場合、納期までに納品するために休日出勤や残業を逃れられません。徹夜してでも、納期までに間に合わせる必要があります。

また、職場の人間関係も辞めたい理由の一つです。プロジェクトチームの中に軋轢や摩擦がある、上司やプロジェクトリーダーと合わないといったケースでは、心身共に病んでしまうことも多いでしょう。

辞めたいと思っても気まずかったり、引き留められるかもしれないと不安になったりして、退職の報告が怖いと感じる人もいます。確かに、企業としては人が離れると売上が下がるので、優秀な人ほど引き留められます。

もし、パワハラやモラハラが原因で退職を伝えることすらストレスになる状況なら、無理をせず退職代行サービスを利用するのも手です。ストレスでなければ、円満退社のために自分の口から伝えましょう。原則として辞める2週間前に伝えれば良いですが、引き継ぎなどを考えて1ヶ月~2ヶ月に伝えるのが良いとされています。

退職を伝えるときはこれまでの感謝と、引き留めにあわない退職理由を伝えましょう。独立するなら、ストレートに伝えると良いです。職場への不満やネガティブな理由は、印象が悪くなるので避けます。退職願を提出する際は「一身上の都合により」と書き、退職理由を書く必要はありません。